新卒の「就活」より、「転職」の方が内定しやすい理由|第二新卒が有利な4つの条件

この記事は、「新卒の就活でうまくいかなかった若手社会人」に向けて書いています。
大学生の「就活」より、「転職」の方が内定しやすいことがあります。
もちろん、誰にとっても「転職の方が簡単」という意味ではありません。
僕が指導していて感じる条件は、主に4つです。
転職の方が内定しやすくなる4つの条件
① 社会人2〜3年目など、若いこと
第二新卒では、経験だけでなく、採用後の成長可能性も見てもらえます。
未経験職種にも挑戦しやすいです。
即戦力だけで判断されるとは限らないからです。
面接官に、
「この人なら、入社後に伸びそうだ」
と感じてもらえれば、採用される可能性があります。
ただし、年齢が上がるほど、未経験で応募できる求人は減る傾向があります。
動くなら、若さは大きな武器です。
(勿論、30代後半でも内定している受講生はいます)
② 職務経歴書に書けることが少しでもあること
ものすごく活躍している必要はありません。
実際、当塾に相談へ来る方の中には、
「仕事がつらい」
「職場では静かです」
という方もいます。
しかし、仕事を離れて話してみると明るい。
必要以上に卑屈でもなく、新しい仕事に前向きです。
そして、よく聞いてみると、
- 困っている人に声をかけた
- 小さなミスを減らす工夫をした
- 周囲が動きやすいように準備した
など、普段から少し周囲の役に立っています。
大きな実績がなくても、小さな工夫は職務経歴になります。
「目立った成果がないから、職務経歴書に書けることがない」
と決めつける必要はありません。
③ 社会人になって成長していること
たとえば、次のような成長です。
- 期限から逆算できる
- 失敗から改善できる
- 前向きに行動できる
- 必要以上にネガティブに受け止めなくなった
こうした成長も、転職の面接では十分に使えます。
僕も花屋から人事へ転職したときは、卒論の延長で読んでいた人事関係や組織活性化の複数の本が、面接で一つの武器になりました。
派手な実績だけが評価されるわけではありません。
仕事への向き合い方や、社会人になって変わったことも、伝え方しだいで評価されます。
④ やりたい仕事が、ある程度整理できていること
最初から明確である必要はありません。
転職活動をしながら、
「何が自分に合うのか」
「何なら続けられそうか」
を整理していく方もいます。
一度働いた経験があるからこそ、
「今の仕事で何がつらいのか」
「次の仕事では何を大切にしたいのか」
が見えやすくなることもあります。
完全に答えが決まっていなくても構いません。
ある程度、自分の考えを整理できていれば、志望動機や転職理由も伝えやすくなります。
新卒採用と転職では、倍率の考え方も違う
ここまでの4つは、応募する本人の条件です。
それとは別に、新卒採用と転職では、倍率の考え方も違います。
新卒採用では、多くの学生が同じ時期に就職活動を始めます。
特に知名度の高い企業や人気企業には、応募が集中します。
一方、転職採用は、企業が必要になったタイミングで求人を出します。
募集する職種、必要な経験、勤務地、募集時期などによって、応募者の数は変わります。
そのため、新卒採用では応募者が多かった企業でも、転職採用では募集する職種や時期によって状況が変わることがあります。
もちろん、転職でも人気企業や条件のよい求人には応募が集まります。
転職なら必ず倍率が低い、という意味ではありません。
ただ、新卒のときに内定できなかったからといって、転職でも同じ結果になるとは限りません。
本人の経験や成長に加えて、採用の時期や募集条件が変わるからです。
20〜30社への応募を勧められても、少ない応募で内定することがある
こうした条件がそろうと、転職活動の結果が大きく変わることがあります。
転職エージェントから、
「20〜30社は応募してください」
と言われた受講生がいました。
しかし実際には、エージェント経由で4社に応募し、4社とも書類選考を通過しました。
そのうち1社から内定。
その後、自分で見つけた企業にも応募し、最終的に2社から内定しました。
たくさん応募しなければ、内定できないわけではありません。
自分に合った事前準備を行い、自分に合う企業を選び、応募する。
すると、少ない応募数でも結果が出ることがあります。
工場事務からプライム上場企業の総合職に内定した例
一般職の工場事務から、
プライム上場企業の総合職・事務系を含む2社
に内定した方もいます。
この方には、中学・高校時代に面接で使いやすい経験がありました。
そこで、中学、高校、大学、現職の経験を整理し、職務経歴書や面接で使いました。
転職の面接だからといって、現在の仕事の経験だけを話さなければいけないわけではありません。
これまでの経験を振り返ると、自分でも忘れていた強みが見つかることがあります。
今の仕事で活躍していなくても、転職できないとは限らない
ここで大事なのは、
今の仕事で目立った活躍をしていなくても、転職できないとは限らない
ということです。
仕事で表彰された経験や、大きな売上を作った経験がなくても構いません。
小さな工夫や、周囲への配慮、失敗から改善した経験も、伝え方によっては評価されます。
「自分には何もない」
と思っている方でも、話を聞いていくと、実際には使える経験が見つかることがあります。
無理に転職する必要はない
ただし、無理に転職する必要はありません。
- 今の仕事に納得している
- 会社や仕事に将来性を感じている
- 愛社精神もある
それなら、とても恵まれた環境です。
実際、新卒の就活がうまくいかなかった方でも、その後、自分の働き方や今後について整理した結果、
「今の仕事や職場のよさに気づいた」
と、転職をやめた方もいました。
転職活動を考えたからといって、必ず転職しなければいけないわけではありません。
今の職場に残ることも、一つの選択です。
まとめ
新卒の就活でうまくいかなかった人でも、転職では内定しやすくなることがあります。
僕が指導していて感じる条件は、次の4つです。
- 社会人2〜3年目など、若いこと
- 職務経歴書に書けることが少しでもあること
- 社会人になって成長していること
- やりたい仕事が、ある程度整理できていること
さらに、新卒採用と転職採用では、募集の時期や職種、応募者数も違います。
そのため、新卒の就活でうまくいかなかったからといって、転職でも同じ結果になるとは限りません。
今の仕事で目立った実績がなくても、小さな工夫や成長が評価されることがあります。
ただし、無理に転職する必要はありません。
転職について考えた結果、
「今の会社でもう少し続けよう」
と決めるのも、一つの選択です。
大切なのは、転職するかどうかをすぐに決めることではありません。
まずは、
自分の経験が、ほかの会社でも評価されるのか
を確認してみるのはどうでしょうか。
今は転職エージェントも増えており、無料で相談できる場所があります。
求人を紹介してもらったからといって、必ず応募しなければいけないわけではありません。
まずは、自分の経験や転職の可能性を知るために使う方法もあります。
まずは転職エージェントに相談し、自分の経験や応募できる求人を確認するのも一つの方法です。
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