他の面接塾に『お金返すから辞めてほしい』と言われた彼が、東京都庁に内定するまで

とても悲しい雰囲気の彼。話し方もおちょぼ口でネチネチしている。
大学時代の就活も逃げるように中途半端で、既卒。
東京都庁のために、公務員になるための面接指導塾に入ったが、「お金返すから辞めてほしい」と言われ実際、辞めさせられ当塾に来てくれました(お金は少し戻ってきた)。

私は彼に会い、「内定する可能性もあるが、面接が近いから対策を自分のものにすることに間に合うか」を心配していました。

私がやったことは主に次のようなことです。
・めがねを変えた
・ネクタイを変えた
・雰囲気を変えた
・話し方を変えた
・話す内容を変えた

具体的には、次の通り。
・悲しい雰囲気を変えるために、私と会うときだけでなく、普段、自宅に居るときから、今は暑いけど、「まるで春の野原に居て、あ~気持ちえ~な~」という表情をしてもらうこと。
朝起きて、朝食を食べるときや、道を歩くときも、一人だけ穏やかなな表情を心がけてもらう。電車に乗るときも、何もないけど、彼は一人だけ春の野原状態。帰宅しても、お風呂でも春の野原状態を意識してほしいと伝えました。
めざしたのは、新しい習慣化です。意識しないでもできる状態をめざしてもらいました。

・めがねを変えたのは、もともとかけていためがねの印象が、本人には合っているが、公務員としては少し気になるメガネでした。
そこで、都庁で働いているちゃんとした社会人感があって、本人にも似合っているメガネに替えました。
実際、彼と一緒に平日のAM中に新宿のメガネ屋に行き、私が彼に提案しました。

・ネクタイを変えたのは、もともとのネクタイが、一見明るいけど少し模様が主張しすぎていました。
そこで、都庁で働いているちゃんとした社会人感があるネクタイに替えました。
本件も、彼と一緒に新宿のスーツ屋に行き、私が彼に提案しました。

・面接カードは、最初の原稿は面接官に対して、むやみにすごい印象を与えようとするバドミントンサークルの内容でした。しかし、実際に本人に確認すると、盛りすぎている。だから、深堀りされると対応できない内容でした。

それよりも、面接官から信頼獲得につながるように、バドミントンサークルの日常の協力体験を抽出して整理しました。
志望動機も、都庁について何も知らない状態だったため、資料を印刷して渡して、優先順位と根拠を整理しました。
一見、彼からするとアピール度低い内容であり最初不安を感じていました。しかし、面接官目線を説明して、どの体験がどう他の体験や志望動機とどうつながっているのかを説明すると安心してくれました。

・話し方は、最初、おちょぼ口でネチネチ話していました。
また、大学時代の就活時期から人と話す回数も減っていたのでハキハキ話すことや抑揚も弱まっていました。また、一見端的に話すけれど、端的の結果、面接官に伝わる情報が少ない状態になっていました。
そこで、まず結論から話すことや、結論の次にどういう話題を出すといいか調整しました。

・話す内容は、品質向上した面接カードの内容やその他の問に対して事前に回答を準備しました。
また、自宅で一人でできる筋トレのような面接のトレーニングをしてもらいました。
勿論、自宅で一人でもハキハキ話してもらいます。

結果、無事に都庁1Bに内定。
面接始まって5分で、面接官から「明るくハキハキしていていいね」と言われ、彼も「肩から岩が落ちました」と笑顔でした。