どこに相談しても「神奈川の秋採用は厳しい」と言われた彼が、神奈川県庁に内定するまで

数年前、とても不安そうな方の指導をさせていただきました。
会社を1ヶ月で辞めた彼の面接指導
初めて会ったとき、とても不安そうでした。
新卒で入った会社を1ヶ月で辞めた。
どこに相談しても、神奈川秋採用は厳しいと言われる。
悲しみに満ちた雰囲気の彼でした。
1ヶ月で辞めた理由
入社してから、わかったことがあったそうです。
「自分がやりたいことに関われるのは、10年後か20年後になる。入社前から少し感じてはいたけれど、入ってみて、それがはっきりした。
それでは遅すぎると思った」
と教えてくれました。
最初に変えたのは、話す材料でした
面接カードには、大学時代に力を入れたこととして、カフェのアルバイトが書いてありました。
でも、話を聞いていくと、中学や高校時代に良い経験をしていました。
本人も、人生で一番力を入れたのは高校のときだ、と話していました。
だから、高校の経験を使うことにしました。
そこから、なぜ公務員なのかにつながる流れを作りました。
実は、大学のときも公務員に少し興味があったそうです。
でも受験はしていません。
その理由も整理して、聞かれたときに答えられるようにしました。
整理したのは、この3つです。
- 力を入れた経験や力を入れた理由
- そのとき目指していたこと(目的や成果)
- 行動の意欲の程度・方向性
本人は「これが使えるんですか」と言っていました。
「使えます。」
事実のまま話せるものは、深く聞かれるほど適度な内容が出てきます。
逆に、盛りすぎな話は、掘り下げられると面接官から見て違和感が見えてきます。
「埼玉に住んでいるのに、なぜ神奈川県庁なのか」
この質問に、彼が一番困っていました。
地元より神奈川が良い理由を用意するだけでは足りません。
だから、神奈川県の計画を読んでもらいました。
読んだ上で、優先順位をつけてもらいます。
どれが自分にとって大事なのか。
そして、実際に施設を見に行ってもらいました。
面接のときには、地域の名前を出して話せるようにしてもらいました。
そして、計画を読み進める中で、ズレているところも直していきました。
計画からのズレというのは判断基準の違和感です。
主にこの2つです。
- 優先順位のつけ方のズレ
- 過去の経験とのズレ
表情は、面接の場では作るのは間違い
もともと、良い笑顔を持っている彼でした。
ただ、面接のときだけ笑顔を作ろうとすると、影が出ます。
だから、普段から意識してもらうようにしました。
面接で目指すのは、意識しなくても表情が良い状態です。
そして、面接では、自分のことではなく、面接官のことを意識できると余裕が増えます。
ネクタイと髪型も変えました
ネクタイが、少し暗い印象でした。
明るいものに替えることにしました。
チェック柄よりストライプ柄が似合うと思ったので、スーツの通販サイトを何社か見て、似合いそうなネクタイを選んで送りました。
髪型も変えてもらいました。
分け目をわかりやすくしました。
結果
神奈川県庁の秋採用に内定。
とても喜んでいて、「内定は佐々木さんのおかげです」と言葉をいただきました。
ここまで、やったことは特別ではありません。
- 学生時代まで戻って経験を整理する
- 志望先の資料を読んで、優先順位をつける
- 実際に足を運ぶ
- 普段から、表情と身なりを整える
- 小さな違和感に対策を打つ
それらの積み重ねです。
同じところで詰まっている方へ
- 短い期間で辞めてしまった方
- 大学時代に力を入れたことが見つからない方
- 地元ではないところを受ける方
- 学生時代と、これから受ける仕事がつながらないと感じている方
まずは、学生時代まで戻って、経験を全部書き出すところからです。
まずは、力を入れた経験の整理からです。
学生時代まで戻って、経験を全部書き出してみませんか。
次に、志望動機の整理です。
下の2つに、思いついたことを箇条書きで書き出してみてください。
まずは「ぶっちゃけベース」で書き出すのがオススメです。
思ったままで構いません。
- Q1 神奈川県庁を志望する理由は?
- Q2 神奈川県庁でやりたい仕事は?
書けたら、全体を見て整理します。
そのうえで、確かめてみてください。
Q1とQ2の答えが、力を入れた経験から少しでも見えてくるか。 つながっているか。
ここがつながっていると、面接官の不安が減ると思います。
まだ何も書けていなくても、大丈夫です。話しながら整理していけます。




