「立場のズレ」を減らすと、内定しやすくなる
※この記事は2019年5月10日に公開した記事です。文言等を追記修正して2021年5月3日に再度公開しました。
こんにちは、内定スタート面接塾の佐々木丈裕です。
僕はこの仕事をやって今年で17年目となります。
でも、「指導経験の長さ」と「指導の質」は比例しないと考えています。
もっと、僕自身が成長することで、生徒や学生さん、若手社会人たちが、「苦しむ就活」や「苦しむ仕事」からもっと早く抜け出せ、就活も仕事も楽しめるようにがんばりたいと考えています。
だから、毎年、改善をしています。
結果、毎年、生徒が内定しやすくなる「新しい発見」があります。
昨年の1年間で見つけた一番の収穫が、
【立場】という視点で生徒を確認するということです。
社会には、次の2つの立場がある
社会には
A お客様の立場
B お客様にサービスする立場(「会社」ということです)
の2つの立場があります。
Aの立場を理解するために。そもそも「大学生はなぜ、大学を使用できるの?」
それは、、、大学に毎年、受講料を支払っているからですよね。
つまり、大学生は「お客様」の立場だから、大学を使用できるのです。
大学生:お客様の立場(サービスを受ける・受け身)
大学:お客様に喜んでもらうために、お客様にサービスや価値を提供する立場(能動的)
【働く】とは「大学」や「会社」と同じ立場になること
働くとは
「お客様にサービスや価値を提供する立場」で「お客様にサービスをして喜んでいただくこと」です。
つまり、「社員」になるということです。
ただし、、、この記事でお伝えしたいのは、
「大学時代に社員のようにアルバイトしまくろう!」
ということではありません。
内定しやすくなるために、
「能動的に行動することを増やそう」
ということです。
しかも、「そっちの方が楽しいよ!」と。
実際、
普段の生活で能動的な学生、つまり、「自ら相手に働きかけ、喜んでもらう機会」が多い学生ほど、内定しやすいだけでなく、普段から楽しそうだからです。
内定しづらい生徒に共通していることは「立場がズレていること」なんだ、というのが昨年の僕の学びでした。
対策は立場を変えること
自分の立場を変えると、内定しやすくなります。
普段、受け身(=お客様の立場)が多い人の場合、対策は、能動的な時間を増やすことなのです。
つまり、、、「お客様の立場」で待つことを減らす。他人にやってもらうことを減らす。
代わりに、自分から他人に働きかける回数を増やす。
ということです。
勿論、難しいことはしなくて大丈夫です。
最初は、例えば次のようなことをすると、少しずつ変わってくるからです。
・自分から先に友人に挨拶する
・自分から先に家族に「おはよう」と挨拶する
・買い物をするとき、店員さんに「ありがとう」を自分から先に言う
面接でも同様です。
面接官よりも先に「こんにちは」と自分からできるようになることは1つの目標です。
「ありがとうございます」も自分から先に言えるとよいです。
今日のまとめ
「受け身の時間」より「能動的な時間」を増やす。
「待つ時間」より「自ら能動的に動く時間」を増やす。
すると、その時間に比例して、内定しやすくなっていきます。
「やってもらうこと」が当たり前ではなく、自分から相手に何かする回数を増やしていきましょう。
僕も、もっとそうなれるようがんばります。
内定スタート面接塾 佐々木丈裕